日曜日, 1月 14, 2007

ブッブラクリに、47cmのカレイが...

1月14日(日)若潮 日出6:49 日入16:51  
満潮 2:37(115cm)11:38(136cm)
干潮 5:37(108cm)19:38( 40cm)

初めに、お断りしておかなければなりませんが、写真は、私が釣ったカレイではありません。

私の釣り仲間Y君が釣り上げた47cmのカレイです。Y君、おめでとう!!!

今日は、釣り仲間のY君と、三浦半島をカレイを求めて彷徨ってみようという事で、朝6時に「活きエサの徳丸」さん(又、間違ってしまいました。「活エサの徳丸」さんが正解です(^^;)に到着。お話を伺います。

「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。今日は、カレイを狙ってみたいと思ってるんですが」
「そうですか~、今の時期は夜釣りなんですよね~」
「昼間はダメなんですか?」(一年の一番寒い時期に夜釣りなん・で・す・か...)
「昼間の餌釣りは釣れないんですよね~」
「夜は、投げで真鯛も上がってるんですよ」(エッま、真鯛ですか!!!)
「後、イカですね~、う~ん、昼間はね~」
「どうもありがとうございました。取り敢えず、彷徨ってみま~す」

う~ん、今の時期は昼間の餌釣りはダメなんだ。確かに、去年もこの時期、三浦を彷徨って全然釣れなかったよな~。特に2月は悲惨だったよな~。

「夜釣りって何時から始めるのかね?」
「やっぱり、晩飯食ってから、出かける感じじゃないですか?」
「寒いよね~」
「そりゃぁ寒いっすよ~」
「どうしようか?」
「取り敢えず、城ヶ島にでも行ってみましょう」

なんて、会話しながら三崎に向け走っていると、突然、Y君の車のレーダー探知機が「ピーピー」と騒ぎ始めました。なんと、朝の6時過ぎに、ネズミ捕りやってました。可愛そうに前の車は「おいで、おいで」されてる。こんな寒い時期の、こんな時間に、こんな場所を走ってるのは、トラックと釣り人の車くらいだと思うんですが...私も、探知機購入しようっと。

今日の予報は「北東の風3m」まあ、穏やかな風なので、あまり風向きを意識せずに場所を選んでも大丈夫かなと思い、城ヶ島の北側の堤防に行ってみましたが、結構な風が吹いてます。堤防から見える風車がグルングルンと回ってる。おまけに、この堤防は小さいのに、既に3名入っていて「満員御礼」という感じ。

「北風強いし、三崎に行こうか」
「そうですね。何処にします?」
城ヶ島大橋から見ると、花暮も、製氷所前も、結構な人がいます。夜中からイカ狙いかな?
「通り矢に行ってみようか?」
「去年は、全然釣れなかったじゃないですか?」
「まあ、我々も、去年に比べたら少しは進歩してるだろうからさ」

という事で、落ち着いた先は通り矢岸壁。
ここは、三崎港の左端に位置し、城ヶ島大橋を右手に見る場所で、南向きに釣りをする事になります。背中に崖があるので、北風を防いでくれ、予想通り、風は全く無く、日が昇ってくるとポカポカです。後は、釣れてくれれば、いいんだけど...

ただ、ここは根がきつく、かなり遠くまで投げないと、根係り必至の場所。案の定、一投目から、錘ごとロスト。糸ふけ取っただけなのに...続いて二投目も、錘ごとロスト(; ;)やはり、かなり気合入れて遠投しないとダメみたいです。

結局、ちょい投げは諦め。投げ竿1本と、近場をブラクリで攻める事にしました。ブラクリには頻繁にアタリがあるものの、針係りはしない。小さな魚がつついてる感じ。

「気持ちいいね~」
「風収まったんですかね~」
「いや、あそこの端まで行くと風車が見えるけど、クルクル回ってるよ、風が遮られてるんだね」
「ジャケット脱いでも大丈夫ですね~」
「後は、釣れてくれればいいんだけどね~」

なんて、話してたら、満潮手前の11時頃。立て続けに小さなお魚が顔を出し始めました。

まずY君の投げ竿に木っ端ガレイ、私の投げ竿にもチビハゼ、木っ端ガレイ。続いて、私のブラクリに小さなマダコ。マダコは取り込みをミスって海に落ちてしまいました。他の魚をリリースしましたけど。お隣の親子連れは、そこそこのサイズのマダコを上げて、満足そうです。

でも、そこまで。海は、再び、静かになってしまう。でも、ポカポカで気持ちいいです。
「ここの魚は小さいね~」
「やっぱり、水深がないからですかね~」
「三浦半島は、全体に水深はないよね~」
「やっぱり、お魚天国に行くしかないんですかね~」

なんて、まったり会話してたら、御見逸れしました。三浦半島!!!もう悪口はいいません通り矢岸壁!!!日が、城ヶ島に隠れ始めた午後4時過ぎ。

「くッ黒さん、タモお願いします!!!」
「なんか魚釣れたみたいです!!!」Y君がブラクリ投げてた竿を、必死に、立ててます。
「かッカレイです!!!」

水面に上がってきたカレイを見ると、デカ~~

しっかりタモ入れして、取り込みました。計ってみると47cm。
「やったね、Y君、今シーズン初カレイ、それも47cmおめでとう!!!」

なんでもY君によれば、ブラクリをチョイ投げし(投げた直後は、糸ふけを含めて、せいぜい25mくらいしか、糸は出ていなかったそうです。)着底した瞬間に、糸ふけがあるにも関らず、グンっと竿がお辞儀したそうです。アレッと思い、慎重に糸ふけと取ってみるとクンックンッとアタリがあり「魚がいる!!!」と思い、巻いてきたらカレイだったとの事。

ブラクリでカレイ、それも47cmのカレイを釣り上げてしまうなんて、やはり、私の釣り仲間は不思議な人が多いです。改めて、Y君、おめでとう!!!

えッ私ですか?私は、小さなカレイと、小さな小さなハゼ。それと、バラした、小さなマダコだけでした(^^;


P.S.このページを、日本ブログ村釣りブログ「釣り場・ポイント」というトラックバックエントリに登録しました。釣り場の紹介になってるかな?