水曜日, 7月 04, 2007

三浦半島、観音山下の地磯 マダコがメゴチを襲った???

7月1日(日)大潮 日出4:29 日入19:00
満潮 3:42(152cm)18:33(155cm)
干潮 11:06( -2cm)23:23(107cm)

今日は、先々週楽しい釣りをした三浦半島は宮川港奥の地磯、観音山下に再び行く予定。

確実に、釣り座を確保するため、いつもより1時間早く、午前3時にマイミクのY君が家に迎えに来てくれました。

天気予報では、三崎方面では6時くらいまで雨が残るとの事ですが、家を出た時点では雨は降っていません。けれども第3京浜港北インターを過ぎた辺りから雨が落ち始め、横浜新道、横横と結構な雨が降ってます。これは前半は厳しいかな?と思いましたが、「活エサの徳丸」さんに着く頃には、ほとんど気にならない程度の雨になっていました。ラッキー!!!

「この前はどうでした?」
「運良く右側の場所が空いてたんで、サイズは大きくなかったけどカワハギもキスも釣れて楽しかったですよ。」
「メゴチが湧いてませんでしたか?」
「大きなアタリが無い時は、ほとんどチビハゼかメゴチが着いてましたよ。」
「でしょう、4週前に行った時は、メゴチはほとんどかからなかったんですけどね~、あのメゴチが何処かに行っちゃわないと釣りにならないかもしれませんね。そういえば、先週は対岸の城ヶ島の汐見で28cmのカワハギが上がってましたよ」
「今日は1時間早く来たし、観音山下に行ってみます。」(潮溜まりに落ちずに行って帰ってくるという課題もあるし...)
「今日みたいな天気だと、あそこはブヨが大変ですよ。気をつけて行ってきてください。」

そ~か~、ピーカンだと、殆ど出てこないけど、今日みたいな雨残りの曇り空だと、ブヨも元気に襲い掛かってくるんですね。防波堤では、あまり気にした事ないけど、磯の税金に。みたいなもんでしょうか?途中のコンビニで虫除けスプレーを買って、宮川港へ。駐車場に車を置き、荷物を抱えて、えっちらおっちらと奥磯、観音山下の釣り座に向かいます。

磯に着くと、前回と同じ場所が空いており、右側の場所には、投げ釣り師がいます。

話を伺うと、午前0時に真っ暗な中を来て、真鯛を狙っていたけれども、穴子とサメしか釣れなかったそうです。

左側の釣り座も既に人が入っています。右側の方の連れだそうで、こちらも投げ釣り。前回と違い、今日は、皆、投げ釣りのようです。

Y君は前回の釣り座が気に入らなかったようで、一番左端の、なんとか一人入れる場所にいってしまいました。

雨混じりの曇り空で見ると、荒れた感じを受けますが、潮の具合は、前回と同じようです。

竿を用意していると、ブヨが襲ってくきます。こいつら元気一杯だ!!!

慌てて、虫除けスプレーを体にかけて、投げる。

最初の1匹は、やはり、お約束のメゴチ。

もう少し大きければ、美味しい魚なんだけどね。

続いて、元気なアタリ。これはカワハギか?と思いましたが、違う魚。

体型はハゼに似てますが、頭の形が全然違う。しっかりした歯も生えており、獰猛な感じの魚です。家に戻って釣り魚カラー図鑑で調べてみるとオキエソという、大きくなると30~40cmになり、小骨は多いが淡白な白身の魚だそうです。

その後、しばらくはメゴチばかりがかかり続け、薬が切れると(?)ブヨが襲い掛かり、又、慌てて虫除けスプレーを使い、ブヨとメゴチと格闘を続けていると、8時半過ぎに、来ました。大きなアタリ。巻いてくる間も元気に潜ろうとするこの引きは、カワハギ。やった~今日は本命第1号!!!

ところが、目の前の岩場を乗り切って、抜き上げようとすると、なんと右側の人とお祭り。

真下のうねりの中に魚を留めていたら、間違いなくばらしてしまいそうだし、なんとか、抜き上げた状態で「すみませ~~ん、そちらの糸緩めてくださ~~い!!!」と大声で叫びます。

しかし、相手に糸を緩めてもらっても、その糸が岩にひっかかってしまっているらしく、カワハギは空中に宙ぶらりんのまま。右側の釣り人が、タモを出して、なんとか空中のカワハギをすくってくれました。

その後も、再び、メゴチ三昧。繰り返しになりますが、もう少し大きければ、美味しい魚なんだけどね~

11時過ぎに左右の釣り人が帰り支度を始め、一番左端の狭い場所で頑張っていたY君が、左側のスペースに入りました。なんか、調子良く釣っているみたい。行ってみると、カワハギをポンポンッと2枚あげたそうです。こちらの場所は、足下まで、岩に邪魔されずに寄せてこれるし、たっぷり2人の人間が入れるスペースがあったので、私も、こちら側に移る事にしました。

なんでも、最初にY君の入った左端の場所は、横のワンド(でいいのかな?潮が入ってくる切れ目です。)に入った波が吹き上がり、頭から、何度も波を被ってしまい、耐え切れなくなり、今度は、右の奥の宮川湾を狙う場所に移動したのですが、そこは、根係りばっかりで、オモリを2つ無くしてそうそうに諦め、丁度、この場所が空いたので、入ったそうです。彷徨った甲斐があったってもんだね、Y君。なんて話していると、竿が元気にお辞儀するアタリ。でも、残念ながらキュウセンでした。

続いて、Y君に、キス。私にも小さなキス。

「一応、本命だけどね~」これは、大きくなれよと、リリース。その後は、お約束のメゴチ。メゴチ、メゴチ。

「殆どエサを盗られたり、針が無くなったりしてないんじゃないかな?」
「そうですね~僕も右側で根係りくらった時以外は、針も無くならないし、とりあえずメゴチかチビハゼはかかってますね。」
「この竿にも、きっとメゴチだよ。小さく小さく竿先が動いてるから。」

なんて、話ながら、暫く置きっぱなしにしていた竿を巻いてみると、やけに重い。重いけど、生体反応を感じるわけでもないし、大きな海草でも引っ掛けたかな~と思いつつ、巻いてきた仕掛けにかかっていたのは、なんと、びっくり!大きなマダコ!!!

写真では、既に、針が外れてますが、仕掛けにメゴチが2匹、メゴチの口をハリスが通り抜け、マダコの、途中で切れている短い足に、針がしっかりと、かかってました。これって、針係りしたメゴチにタコが襲い掛かったという事なんでしょうか?ともかく、針2本で、メゴチ2匹とマダコ1匹という嬉しい獲物をゲットしたのでした。

その後、ギリギリお持ち帰りサイズのキスを2匹釣った時点で、エサが無くなり、3時過ぎには帰路についたのでした。

Y君も、カワハギ3枚、キス3匹を釣り、「いや~本当に場所移って良かったですよ。オモリ2つも無くした時はどうなる事かと思いましたけど」と、とても満足そうでした。

そうそう、私も潮溜まりに落ちる事なく、無事、乾いたズボンで帰れて、非常に満足でした(^^;

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