土曜日, 4月 07, 2007

製氷所前にも春が来た

4月7日(土)中潮 日出5:19 日入18:08
満潮 6:39(150cm)21:33(123cm)
干潮 1:03(100cm)14:07( 29cm)

今日は、Y君、Y君の友達でルアーの雑誌の編集をしているK君と、Y君が仕入れてきた情報「どうも通り矢堤防の隣の田中堤防でカレイが釣れているらしい」を信じて田中堤防に突撃予定です。4:00A.M.にY君が迎えに来てくれ、三浦半島に出発。例によって「活エサの徳丸」さんで餌を仕入れ、お話を伺いました。

なんでも、小網代湾に面した小さな岩場で、徳丸さんご自身が、先週、サイズは28cm~35cmと小振りだけれどカレイを4枚上げたそうです。一緒に行った友人は5枚上げたとか。

「ただ、その場所は小場所で、3人入ったら一杯になってしまうような場所なんですよ。おまけに、車を停めて、5分くらい急な坂道を降りなければならないんですよね。駐車場は、そこから、又20分くらい歩いた所なんで、兎に角行くのが大変なんですよ。3人だったら、荷物降ろして2人で運んで1人が駐車場まで行って歩いて帰ってくればいいから、行ってみたらいかがですか?」

「釣れるなら、何処にだって行きましょう!!!」と言う事で、田中堤防の予定を急遽変更し、徳丸さんに地図を書いてもらい、その場所に行ってみる事にしました。場所はなんとも説明のしづらい(^^;、書いていただいた地図を見ながら、なんとか辿り着けるような場所でした。

車を道端に止め、とりあえず急な坂を歩いて下りてみると、確かに別荘地を抜けた所に小さな岩場がありました。向かって左側にシーボニアが見えるいかにも釣れそうな場所。ただ、既に2人釣りをしている。カレイを釣る気満々だったのに、やられました。朝4時出発じゃあ遅いのかよ!!!

ゼエゼエ言いながら坂を登って車に戻り、「どうしようか?」と3人で相談。「仕方ないから最初の予定どおり田中堤防に行こうや」という事になり三崎港に向かいます。来週は3時出発だ(^^;

三崎港の田中堤防に着くと、途中で寄り道して遅くなったからか、もう人が入ってます。再び「どうしようか?」「製氷所前に行ってみますか?」と製氷所前に行くと一番左端で城ヶ島大橋に近い角が空いてます。あっちこっちと彷徨って、7時過ぎに、やっと、三崎港は製氷所前で、釣り座を確保したのでした。

ここは、25m程で城ヶ島大橋の橋脚があり、いろいろと魚がついていそうな場所です。

左側奥には、当初の目的地だった田中堤防が見え、その手前には、船の引き上げ場があります。こちら側は橋脚の辺りまでかなり浅い場所です。まあ、そうは言っても、一応、船が岸まで来るので、それなりの水深はありますが。又、ロープやら、いろいろと落ちてそうですが、サビいてみても、海草には絡まりますが、ほとんど障害物はありませんでした。

正面は城ヶ島大橋を左に見る船道です。こちら側は、かなり海草が生茂っており、有名なアオリイカのポイントらしいです。こちら側も、海草以外は、ほとんど根係りする事なく、仕掛けを引いてくる事が出来ました。

正面から右側は、ちょっと前に出ており、角になってます。こちらは、Y君とK君が攻めていたのですが、下は泥のようで、特に厳しい根係りポイントはなかったようです。この角は、ウミタナゴが着いているようで、Y君とK君は、カレイを諦めて(?)ウミタナゴの入れ食いを楽しんでました。(^^;

さて、釣り始めてみると、春が来たんだな~と実感させられる釣りになりました。

まずは第一投目から、お約束の小さなメゴチ。メゴチも味が深くって、キスより美味しいとは言うければ、20~30匹釣れれば、天麩羅も良いんだろうけど、数匹じゃあ...という事でリリース。

続いて、船揚場方向に真横に投げたブラクリにギンポ。

もともと、あまり大きくはならない魚らしく、このサイズなら良い方だそうです。

ギンポも江戸前の天麩羅ネタとして、昔は珍重されたらしいですが、捌くのが大変で、捌き方が下手だと、身が少ししか残らないのでリリース。

今度は、穴ハゼ。体全体が、緑がかっていたけど、口の中も緑色。

「釣り魚カラー図鑑」を見ると「小さくてまずい魚なので、普通は食べない。」と書いてあります。(^^;当然のようにリリース。

更には、お約束の小さなクサフグ。これも「釣り魚カラー図鑑」を引用すると「毒性はきわめて強く、全身に毒があるので、フグ料理には使われない。」との事。当然リリース。

最後にウミタナゴで、9時前には、根魚5目達成したのでした。

ウミタナゴも、春が来て大きくなってきたのかな?元気な引きで楽しませてくれました。でも、あくまで本命はカレイなのでリリース。結局5目達成とはいえ、お持ち帰りはゼロ。でも、元気に小さな魚が、竿をしっかりとお辞儀させてくれると「春だな~カレイは釣れないけど、やっぱり釣りは、釣れないより、釣れた方が楽しいな~」などと思ってしまう自分。

その後も、ギンポ、メゴチ、午後の満潮前後になるとウミタナゴの入れ食いタイムもあり、飽きる暇もなくエサはどんどん無くなっていくものの、クーラーはからっぽのまま、家路に着いたのでした。Y君、K君も小さな魚達と戯れて、そう言えば、Y君はしっかりと本命のカレイを一枚釣り上げたっけ、とは言っても木っ端だったけど(^^;。

そうそう、昼になると、ピーカンで、暑くて、Tシャツ1枚になっても汗が出てくる程で、帰ってお風呂に入ったら、しっかり腕が日に焼けていてヒリヒリするのでびっくりしました。もうしっかり春ですね。

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