4月15日(日)中潮 日出5:10 日入18:13
満潮 3:27(147cm)15:36(150cm)
干潮 9:30( 55cm)21:45( 49cm)
最初にお断りしておかなければなりませんが、このカレイの写真は、私が釣ったものではありません。私の釣り仲間のY君の釣ったカレイです。最近こればっか(^^;
今日は、先週入れなかった三浦半島は小網代湾の岩場でカレイを爆釣すべく、いつもより1時間早くA.M.3:00に出発。Y君の話では、万が一、岩場がダメでも、やはり、急な坂道を、かなり歩かなくてはならないけれど、小網代湾の入口にある小さな堤防もカレイのポイントだそうで、「ダメなら、そこに行きましょう。」と話ながら「活エサの徳丸」さんに向かいます。
A.M.4:00過ぎに徳丸さんに到着。4匹も5匹も釣れちゃうとすると(<-獲らぬ狸)餌も一杯必要になるよね。と、青イソメ4パック、岩イソメ2パックを購入します。(<-馬鹿者です。はっきり言って)
「先週はどうでした?」と、徳丸さんに尋ねられ、
「行ってみたら、もう2人入ってて諦めたんですよ。」
「え~っあの時間でもう人がいたんですか~」
「だから今日は1時間早起きして来たんですよ。」と胸を張る(?)と、
「アチャ~、今日はもう、あそこへ行くという人達が行っちゃってますよ」とショッキングな一言。
「えっ、この時間でもダメなんですか?どれくらい前に...」
「そうですね~、一時間くらい前ですかね~」
.....
今日も、カレイ爆釣の岩場には嫌われてしまったみたいです。
「あの岩場のちょっと沖側の堤防はどうですかね?」
「あそこもいいですよ。先端はテトラに囲まれてるんですが、湾側にテトラの隙間があるので、そこから船道に投げると結構釣れますよ。」
そこで決まりです!!!
「先週、地図を書いたじゃないですか。あの地図の駐車場からすぐの所から降りれますから」
「分かりました。じゃあ、行ってきま~す(^^)v」
と、先週、徳丸さんに書いていただいた地図を頼りに堤防に向かいます。例によって言葉では説明しきれない細い道をクネクネと走って、
「ここらあたりから下に降りれると思うんですよね」とY君。行ってみましょう。
「ここ私有地で行き止まりだよね。」
「ここからは下りれないんですかね~、じゃあこっちかな?」
「こっちも私有地だね。」
「おかしいな~、取り敢えず、徳丸さんが書いてくれた駐車場に行ってみましょう。」
駐車場(?)らしき場所に到着。
「ここから下りるんですかね~」
「ここしか無いよね。」
急な坂道というか、登山道みたいな細い道を下ります。なんだか渓流釣りに来てるみたい(^^;
出てきたのは、ちょっとした広さの磯場。
「えっ、ここから、右手の砂地の場所を通って、先の岩場を越えて堤防に行くのかな?」
「それ以外道無いですよね~」
「ウェーダー無しで行けるのかな~」
まだ薄暗かったせいもあり、砂地まで行き着ける道を見つける事が出来ませんでした。トホホ
今週も、ハーハーゼーゼー言いながら車まで戻り、再び、未練がましく道を探してみるものの、他に道は無さそう。(後日、雑誌で調べたら、やはり、あの磯場からアプローチするようでした。)
「どうしようか?」
「こんなに、たっぷり餌も買っちゃいましたしね~」
「先週の初心に帰って、田中堤防に行ってみようか?」
「もう随分時間食っちゃったし、大丈夫ですかね~」
「いつもより1時間早いし、差し引きちょっと遅くなったくらいじゃない?」
「しょうがないですね。行ってみますか?」
なんて、会話をしながら、息を整え(?)三崎港に向かいます。
田中堤防に着いてみると、やはり、既に人が入ってます。仕方なく、通り矢岸壁、製氷所前と見て回っても、今日はすごい人。既に、釣り座は満員状態。やはり4月になると、どんどん人が増えてきます。花暮も行ってみましたが、こちらの方が混んでるくらい。
「どうしましょう?」
「今日は日曜だし、久しぶりにお魚天国に行ってみようか?」
「お魚天国は、投げでも釣れるんですかね~」
「去年、浚渫してたんだから、根と砂地がいい感じで混じってるんじゃないかな?」
「まあ、他に行くところないですもんね~」
「いっそ、大黒ふ頭に戻っちゃおうか?でも、折角、ここまで来たんだもんね~」
「三浦半島で釣りたいですよね~」
という事で、久方ぶりのお魚天国に出撃です。例によって四苦八苦しながら、辿り着いたお魚天国。霞んでいるけど、久々に見るお魚天国からの富士山。この時点で既に時を回ってます。実は、お魚天国のために買ったような例の秘密兵器をセットして、内心、密かに入れ食いを期待して投げてみます。が、しかし...
全くアタリすらない。海底も、しっかり浚渫されてしまったのか、根が感じられない。どうも、しっかり浚渫されてしまい、まだ魚が付いていないような気配です。
「全く、気配ないですね~」
「期待してたんだけどね~」
と、言う事で9時過ぎには場所を移動する事に。今日はどうもお尻の落ち着かない釣行です。
「何処行こうか?」
「いっそ、大黒ふ頭に戻りましょうか?」
「ここまで来たのに、それも癪だよね~」
「でも、何処も今日は人でいっぱいですよね。」
「城ヶ島に渡ろうか?」
「そうですね。城ヶ島で釣りした事、まだ無いし、取り敢えず、場所が空いてればいいですかね?」
という事で、城ヶ島に渡る事に。とにかく何処かで落ち着きたかったので、城ヶ島の三崎側の東の岸壁に行ってみました。ここは、岸壁というよりは、東側の海べりと通っている道路の海側の低い壁の上に乗って釣りをする感じ。かなり浅い場所で、壁の上から見ても、底が見えていて、黒い場所は、岩場か海草、所々にある白い場所が砂地。これだけ良く見えるという事は水深も3~5mくらいなのかな?そういう意味では期待薄ですが、兎に角、落ち着きたかったもので(^^;
釣りを始めてみると、小さなギンポ、ギンポ、ギンポ。ここはギンポの溜まり場みたいです。Y君もギンポばかりのよう。今日は暖かくて、東風を正面から受ける場所なのですが、風が心地よいです。ジャケットを脱ぎ、トレーナを脱ぎ、シャツ1枚になって丁度良い。でも、釣れるのはギンポだけ。
「気持ちいいけど、釣れないね~」
「浅い場所ですからね~、日中は無理でしょうね~」
「今日は、ここまで、いろいろと彷徨ってるんだから、もう一度、場所移動しようよ。」
「そうしますか?」
「折角だから、城ヶ島の別な場所でも釣ってみようよ。」
午後3時前に移動する事に。今日は本当に落ち着かない一日です。ハ~
移動した先は、城ヶ島の北側岸壁、三崎港に向かい合う位置の、冷蔵庫前の生簀の西側で、停泊している船の横。丁度、三崎の市場の正面です。写真は、別な日に撮影した資料映像ですが、見えている船の真横に釣り座を構えました。
第一投、おもりは正面に飛んだものの、東風に糸が煽られ、糸が船の上に乗ってしまう。慌てて巻いてみたものの、錘が船に引っかかりロスト。がっくりして、力糸から結び直し、今度は、斜め右方向に向けて第二投。が、しかし、糸はしっかり風に煽られ、大きな弧を描いて、船に乗ってしまう。又、錘ごとロスト。
「こういう時はどうすればいいのかね~」
「黒さん、そんな事も知らないんですか、サミングですよ。サミング。」
そうだった!!!投げた瞬間にスプールを軽く押えて、糸の出を調節して、風に煽られないようにするサミングというのを、やらなければいけないのでした。やはり「へっぽこ釣り氏」です。私は...
又、力糸から結び直して、と、やってると、15時過ぎに、Y君「来ました!!!」27cmのカレイです。隣の2人連れも、同じくらいのサイズのカレイを釣り上げてる。私もあせって、仕掛けを作り直し、今度はしっかりサミングしながら投げると、竿先がグングンッとお辞儀する。カレイじゃないな~と思いつつ巻くと、クサフグでした。
隣の2人組に、又、30cm弱のカレイ。Y君も再び「来ました。」同じサイズ27cmのカレイ。私の竿も、再びしなる。けれどもメゴチ。どうやら今日はY君デーみたいです。
「どのあたりで釣れるの?」
「近いですよ~、30mから40mくらいの、ちょっとだけ下がゴツゴツした感じのあたりです。」
「私は投げすぎかな~、下はヌタ~っとドロの感じだよ。」
「手前にさびくまでに餌取られちゃってるんじゃないですか?近場ですよ、近場。」
仰せの通りに致します。と、コンコンとカレイ特有の2回のお辞儀、その後もしばらくして、もう一度コンコン。ゆっくり待ってアオッテみるもののスカでした。
その後、Y君に小ぶりのカレイ。私にも、やっと20cmのカレイが1枚釣れたものの、この2枚は「大きくなれよ」とリリースし、三浦半島は、小網代湾、三崎港、城ヶ島の彷徨の一日は終わったのでした。
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